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【やり方動画つき】ひざのモヤモヤ血管の消し方。ひざ痛改善に役立つ自宅での治療法【10秒指圧】を専門医が直伝
奥野祐次
ひざ痛などの長引く痛みは、患部にモヤモヤ血管（新生血管）ができているのは重大原因と私は考えています。くわしくは、一番下の関連記事をご覧ください。
と、いうことは、患部にあるモヤモヤ血管を消すことができれば、長引く痛みの改善、緩和に役立つというわけです。
モヤモヤ血管を確実に消すには、病院でカテーテル治療を受けることが重要かつ最善策です。とはいえ、自宅で何かできることがないのでしょうか。
この記事では、悩む人が多いとされる「ひざ痛」にスポットを当てました。
モヤモヤ血管を自分で消すのに役立つ、自宅での治療法「ひざ10秒指圧」のやり方を奥野祐次先生にご解説いただきました。
なお、モヤモヤ血管についてどこよりもくわしく解説されている奥野祐次先生の最新刊書籍
『長引く痛みを治したいなら「モヤモヤ血管」を押しなさい』
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押すときの強さは、爪の先が白くなる程度を目安に
まず、最初に申し上げますが痛みがある場合は必ず専門の病院で診てもらうことが最重要です。そのことは絶対に守ってください。
特に急性の痛みの場合は、モヤモヤ血管以外の原因が考えられますので必ず医師の診療を受けてください。
そのうえで、長引くひざ痛の原因がモヤモヤ血管の可能性がある人は、ここで紹介する指で患部を押すひざ10秒指圧（押圧）を試してみましょう。
なぜ、この方法がいいのかというと、モヤモヤ血管は刺激に弱くもろいという性質があると考えられるためです。
そのため、指で圧迫する刺激をくり返すことでモヤモヤ血管が消える（数が減る）場合があり、痛みが引く人もいるのです。
ひざの痛みで最も多いのは「ひざの内側が痛い」という症状です。階段の昇り降りや正座がつらい、じっとしてもズキズキと痛むなど、ひざの内側の痛みは年齢に関係なく悩む人がおおぜいいます。
モヤモヤ血管がある場所は、押すと痛みを感じるため痛点と呼びます。この痛点を指で刺激するのです。痛点を1回10秒押すのが基本です。
押すときの強さは、爪の先が白くなる程度。
ひざの内側、外側、前側、裏側それぞれ痛む場所によって、下のやり方を参照してください。
ひざ全体が痛む人や、どこが痛いかわからない人は全部行ってみましょう。ただし、たくさん押せばよくなるということではありません。やりすぎは禁物で、悪化する場合はすぐに中止してください。
ひざの内側が痛む場合
ひざの外側が痛む場合
ひざの前側が痛む場合
ひざの裏側が痛む場合
奥野祐次先生が監修！ひざ指圧のやり方動画
モヤモヤ血管のできた人が、ひざの10秒指圧を行なった人の実例集があります。下記をご覧ください。
記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。
写真・動画/©カラダネ
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出典:『長引く痛みを治したいなら「モヤモヤ血管」を押しなさい』
ひざ痛、腰痛、肩こりなど、長引くつらい痛みを自分で治すための決定版ガイド。
「モヤモヤ血管＝新生血管」を探して患部を15秒押すだけ。
部位別・症状別に、豊富なイラストとともにわかりやすく解説します。
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