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間食はナッツ、デザートに果物など、減量効果が高まる【半日好物食べ放題ダイエット】大成功のポイント
大竹真一郎
「半日好物食べ放題ダイエット(以下、半日食べ放題ダイエット)」の大きな特徴は、ルールがとても簡単なこと。ですが、こうしたルールに少し工夫を加えるだけで、ダイエット作用はぐんとアップします。
半日食べ放題ダイエットの特徴や、方法についてくわしく知りたい方は下記の記事をチェックしてください。
今回の記事では、半日食べ放題ダイエットの作用がさらにアップする秘策について、おおたけ消化器内科クリニック院長の大竹真一郎先生に話をお聞きしました。
間食とデザートを工夫して作用アップ
半日食べ放題ダイエットは、8時間以内なら好きなものが何でも食べられるダイエット法。もちろん、大量に食べるのでなければ、間食をしても大丈夫です。
間食では、ついケーキやチョコレート、スナック菓子に手が出てしまう人が多いのではないでしょうか。そこで、ダイエット効果を上げるため、間食をアーモンドやクルミ、ピーナッツなどのナッツ類に替えてみてください。
ナッツ類と聞くと、脂質が多くてカロリーが高く、ダイエットには向かないのではないかと思うかもしれません。しかし、硬いナッツ類を食べると自然にかむ回数が増え、短時間で満腹感を得やすいため、ダイエット中の間食として最適なのです。
ナッツ類に含まれる脂質は良質で、ビタミンE・B1、鉄分、マグネシウムなどのビタミンやミネラル(無機栄養素)類も豊富に含まれているため、若々しくやせたい人にとって優等生の食材です。ちょこちょこおやつを口にする習慣のある人は、ぜひナッツ類を選んでください。
食後のデザートも、半日食べ放題では我慢する必要なし
デザートは、どうしても甘いものが食べたくなりますが、おすすめなのは果物。リンゴ、イチゴ、ミカン、オレンジ、キウイフルーツ、柿、ベリー類など、いずれの果物もビタミンCの宝庫で、食物繊維や抗酸化成分(悪玉の活性酸素を除去する成分)も含まれています。
果物をジュースにしてとっている人もいますが、加熱処理されているものはビタミンなどの栄養素が失われていることがあります。また、ジュースで飲むより果物そのものを食べるほうが、たくさんの食物繊維をとれ、満腹感を得やすくなります。
中でも、グレープフルーツは糖質が少なく、豊富に含まれるペクチンやクエン酸には体内の悪玉コレステロールを減らす働きがあるといわれています。そのほか、カロテンの一種のリコピンや、ビタミンCの吸収を助けるフラボノイドという抗酸化成分も含まれています。グレープフルーツのは春〜夏ですが、一年じゅう手に入る果物なので、好物食べ放題のデザートにはもってこいでしょう。
ただし、一部の降圧薬(カルシウム拮抗薬)を服用している人がグレープフルーツを食べると薬が効きすぎる危険があります。この薬を飲んでいる人は、別の果物を食べるようにしましょう。
記事にあるセルフケアは安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。
写真/© Fotolia ©カラダネ
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