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【ゼンタングル】今話題の瞑想アートを体験!出版記念イベントレポート

解説 カラダネ編集部

素敵なアート作品を創作しながら、まるで瞑想しているかのようにリラックスし、集中力が高まるとして人気の「ゼンタングル」(ゼンタングルについてくわしく知りたい方は、下にある関連記事をご覧ください)。

そんな今話題の瞑想アートの入門書『ゼンタングル 脳活アートブック』(下の出典を参照)の出版を記念して、著者でゼンタングル認定講師の佐藤心美先生によるゼンタングル教室を、2018年6月7日(木)に開催しました。

今回は12名の方にご参加いただき、作品を描き上げました。さて、どんな作品が完成したのでしょうか?作品ができあがるまでの過程を、レポートしたいと思います。

同じものを描いても仕上がりはさまざま

まずは、ゼンタングル専用のタイル(真四角の紙)に、鉛筆で四角い枠と区切り線を薄く描きます。区切り線は、初心者でも取り組みやすいZの形を描きました。

この枠と区切り線、一見単純な線のように見えますが、人によって形や描き方が異なります。そのため、最終的に完成した作品の印象も、この線の違いによってがらりと変わるのが面白いです。

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区切り線によってできた4つのスペースに、パターン(図案)を1種類ずつ描きました。クレセントムーン(半月とオーラを使ったパターン)、フラックス(ランダムな花びらのパターン)、ナイン(オーラを使った十字型のパターン)、ベールズ(格子とオーラを使ったパターン)です。

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佐藤先生から基本の描き方を教わったら、あとはそれを繰り返し描いていきます。人によってひとつのモチーフの大きさや形が異なったり、アレンジの仕方もいろいろと工夫できるため、同じパターンを描いても、仕上がりはまさに十人十色です。

正解がないからこそおもしろい!

ゼンタングルを描くときのコツとして先生がおっしゃっていたのは、「お手本をまねるのではなく、自分が描いた線を生かすこと」。自分が描いた線を見て、それをどう次につなげていくのか。ゼンタングルは、正解がないからこそおもしろいのです。

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また、そうやって線に意識を向けていくと、どんどん集中力が高まります。じっさい、描いている最中はシーンと静まり返り、みなさん黙々と創作に打ち込んでいました。

最後は全員の作品を並べて鑑賞会

鉛筆でシェーディング(陰影)を入れて最後に自分のサインを描いたら、作品の鑑賞会です。ひとつの机に全員の作品を並べて、みんなで鑑賞します。

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この鑑賞会こそ、ゼンタングル教室の醍醐味です。まず、それぞれの作品がパッチワークのようにつながると、1枚の大きな絵のように見えて、まさに壮観です。さらに、他の人の作品を見ることで、「こんな描き方もあるんだ」という発見があります。
同時に、自分の作品のよさにも気づくことができるのです。

初めてゼンタングルに挑戦する参加者が多かったのですが、どの方も、個性あふれる作品を完成させることができました。

『ゼンタングル 脳活アートブック』は、今回の教室で描いたようなパターンや作品のお手本を、詳しい描き方の解説とともに多数紹介しています。ペンと紙があれば、誰でも、いつでも、どこでも素敵な作品を創作することができます。ぜひご一読ください。

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