太りやすくなるアラフォー以降の人は、運動や食事制限などのダイエット総力戦が必要。特に、若ヤセのためには腸内細菌を味方につけて！
私たちの腸には推定で100種類（諸説あります）もの細菌がすみついており、健康維持に欠かせない働きをしています。そうした腸内細菌の中に、肥満の重大原因になる通称「デブ菌」がいると最近指摘されています。デブ菌がいると、太ってヤセにくくなるのです。そこで対策は以下のとおり。

乾物ヨーグルトとは、乾物をヨーグルトで戻す食べ方のこと。乾物には、干しシイタケやワカメなどもありますが、おすすめは切り干し大根。切り干し大根は安価で食物繊維もたっぷり。ハサミで１センチの長さに切った約10グラムの切り干し大根を、ヨーグルト150~200ミリリットルに入れて、８時間戻せば出来上がります（下の図も参照）。

切り干し大根に多い食物繊維と、ビフィズス菌などが多いヨーグルトを同時に食べられるため、腸に善玉菌を増やすのに役立ちます。しかも、シャキシャキ食感で想像以上においしいのです（注：決してマズイと思っていたわけではありません）。

東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生は、「ヤセ菌は善玉菌の味方になりやすい」と述べており（一番下の関連記事参照）、腸内の善玉菌増やしは、ヤセ菌増やしにつながると考えられています。
さらに、切り干し大根ヨーグルトを食べて善玉菌が増えれば、腸に悪玉菌が多い「老け腸」のメンテナンスにもなり、スローエイジングへと導いてくれるはずです。
くわしくは下記の記事をご覧ください。

ヨーグルトをダイエットに活用｜腸内フローラを改善し、腸内の「デブ菌」を減らす期待

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

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