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【組み手シャンプーの体験談①】頭頂部の地肌が目立ち10歳以上老けて見られたが、組み手シャンプーで黒髪がよみがえった

解説 全理連名誉講師
板羽忠徳

薄毛や抜け毛が気になる人におすすめなのが、頭皮環境を整えて育毛を促す「組み手シャンプー」。考案者の全理連名誉講師・板羽忠徳先生は、72歳にしてこの頭皮マッサージで20代さながらの毛量を誇っています。

この記事では、頭皮マッサージを実際に試した人の体験談を紹介します。以下の体験談は、健康情報誌『わかさ』で2018年に紹介されたものをウェブ用に再編集したものです。

更年期を迎えて薄くなった髪が太くしっかりとして抜け毛も減った

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薄毛や抜け毛の原因には加齢や遺伝などさまざまな原因があります。埼玉県に住む主婦の石川昌代さん(仮名・58歳)は、更年期によるホルモンバランスの変化がきっかけで、薄毛に悩むようになりました。

抜け毛が急激に増えたのは、更年期を迎えた45歳のときだったそうです。生えぎわと分け目の髪の伸びが悪くなり、短い毛が目立つようになりました。さらに、髪が細くなり、頭皮が透けて見えるようになったとのこと。見た目年齢が10歳老けているといわれたこともあり、石川さんは憂うつな毎日を送っていました。

髪が抜けないようにと、毎日行っていたシャンプーを2〜3日ごとに減らし、そっと洗う程度にしていたという石川さん。洗髪を減らすのは、健康な髪を育てるには逆作用です。結果的に抜け毛がそれまで以上に増えたことから、私のヘアサロンへ来店するようになったのです。

石川さんの頭皮は、健康な頭皮に比べて明らかに硬くなっていました。髪の生え方もまばらで毛が細い状態でした。通常は一つの毛穴に数本生えている状態が8割以上あるのですが、石川さんの場合は一本しか生えていない毛穴が目立っていました。頭皮の雑菌を調べると、抜け毛の多い生えぎわから分け目の部分に多くいることもわかったのです。

更年期によるホルモンバランスの変化や間違った洗髪法による頭皮環境の悪化と血流不足が、石川さんの薄毛の誘因だと私は考えました。

そこで私は石川さんに「組み手シャンプー」を行ってもらいました。特にカニとイソギンチャクの組み手で頭皮を動かして、血流をよくするように指導しました。さらにホルモンバランスを整えるため、頭のツボ押しも毎日実践してもらいました。

すると、髪のボリュームが少しずつ増えはじめ、分け目の部分も次第に気にならなくなり、約1年半後にはフサフサの髪に戻ったのです。石川さんは、「洗髪時の抜け毛が少なくなり、髪も太くしっかりしてきた。地肌が見えなくなり、気分も明るくなった」と、とても喜んでいました。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、記事にある体験はあくまでも個人的な感想であり、効果効能を保証するものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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