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【インフルエンザ大流行中】正しく予防しないと危険。医師に聞いた「勘違い予防法5選」
つい先日、厚生労働省からインフルエンザの患者数が注意報レベルまで急増しているとの発表がありました。一つの医療機関で、インフルエンザの患者さんが10人を超えると注意報レベルとなるそうです。
インフルエンザの対策は一つだけ。「ちゃんとした予防」をすることです。
…こういっておいてなんですが、インフルエンザの”ちゃんとした予防”って、いったいどうすればいいのでしょうか。なんとなく手洗いやうがいをしたり、マスクをつけたりはしているけれど、なんだか全然”ちゃんと”はできてない気がする……。
でも、やっぱり絶対インフルエンザにはかかりたくない。そこで、医師の先生に正しい予防の方法を教えてもらいました。すると、意外な事実が。
それでは、5つのありがち勘違い予防法を紹介します。
①「予防接種すれば万全」は勘違い
予防接種のワクチンを打っても、ワクチンによってつくられた抗体よりも多くのインフルエンザウイルスを吸い込むとインフルエンザを発症してしまいます。しかし、ワクチンを打っていない状態で感染するよりも、症状が軽くてすんだり、少し早く治るというメリットがあるとか。
②「帰宅後にうがいで防げる」は間違いです
外でインフルエンザウイルスに感染した場合、数時間後にはウイルスの数はすでに体内で数10万個以上に増殖しているので、帰宅をしてからうがいをしてもインフルエンザにかかってしまいます。インフルエンザにかかった人の咳やくしゃみを吸い込んだ場合は、その場でうがいをして洗い流すようにしましょう。
③「マスク表面をつまんで操作する」は絶対NG
マスク表面の口の前の部分をつまんで動かしたり外したりする人がいますが、これではマスク表面についている病原体が指にうつってしまいます。マスクを外すときは両手でひもやマスクの端っこを持ち、静かに外すようにしましょう。
④「手洗いは手のひらばかり」は危険です
手洗いというと手のひらの部分しか洗えていない人が多いそうですが、インフルエンザの予防のためには、ウイルスが付着している可能性が高い親指、人差し指、中指を重点的に洗うことが大切です。さらに、手の甲や爪の間にも注意が必要です。そして、顔をさわらないことが重要ですね。
⑤コートや上着には要注意
インフルエンザウイルスは洋服にも付着するため、大皿の料理をとるさいに料理の上にウイルスがばらまかれてしまうなどの危険性があるそう。
屋内では部屋着に着替えることがおすすめです。
意外!と思うこともあったのではないでしょうか。ぜひ上記の方法を実践してみてくださいね。こちらの記事でさらにくわしく解説しています。
記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。
写真/©カラダネ
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