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バターナイフ1本で【ばね指・腱鞘炎】がよくなる人続出。話題の「腕さすりマッサージ」とは
今回は約1分読める「話題のバターナイフさすり」のお話です。
Twitter上で2.5万件もリツイートされた「バターナイフさすり」。実践した漫画家の方が「腱鞘炎の改善に本当に役立った」という趣旨のツイートをしてくださったことから、一般的に知られる健康法となりました。健康情報に敏感な方ならご存じかもしれません。この健康法、簡単にいうと、
筋膜について説明すると、例えば鶏肉の皮をはぐと皮と肉の間に薄い半透明の膜があるのをご存じでしょうか。これが筋膜で、もちろん人間にもあって、本来は筋膜は表面がなめらかで柔軟性に富み、ピンと張って体の組織をピタリと包み込んでいます。ところが、酷使すると筋膜が重なったり、隣り合う筋膜と癒着したりして痛むことがあるとされ、腱鞘炎やばね指などもその可能性があるといわれます。そんなとき、バターナイフで腕をさすると重なったり癒着したりした筋膜が正常に戻って、症状もよくなる人が多いというわけです。やり方は以下のとおり。
●用意するもの
バターナイフ…縁の部分が角ばっておらず、皮膚を傷つける心配のない丸みをおびたもの。
クリーム…ワセリンやボディオイルなど。まずは腕に塗って、すべりをよくしてください。
●やり方
腕さすりを実践するときのコツは、まずバターナイフは腕にほぼ直角に当たるように軽く密着させること。最初はゆっくりとやさしく肌をさすります(20〜30回)。慣れてきたら、手首や手指を動かしたり指を握ったり開いたりして、筋膜が延びるのを促しながら行います(20〜30回)。これで終了です。1回の所要時間は2〜3分です。これを、1日2〜3回ほど行ってください。
実践して腕が赤くなる程度なら大丈夫ですが、熱を持っている場合は冷水で冷やしてください。スマホの使いすぎやPCでの文字の打ちすぎで腱鞘炎やばね指があるという方は、専門医の治療を受けつつセルフケアの一環としてバターナイフさすりを試してみてください。
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カラダの中から整えて、老化のスピードを遅らせることが目的です。
この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。
写真/© Fotolia ©カラダネ
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