毎日のスマホやPCでお疲れぎみな私たちの瞳。目が疲れる、まぶたが重い、目が痛くなる、視界がかすむ、まぶしい、涙が出る……症状はさまざまですが、それらは正式には眼精疲労と呼ばれるもの。疲れ目がある状態は、ほかの人が見ると「目の焦点が合いにくい」「まぶたが下がる」といった状態が観察でき、生気が失われた、いわゆる”老けた”印象を与えます。
そうした疲れ目の人に、今すぐできるのが以下の目のツボ刺激です。

疲れ目対策のツボは「睛明（せいめい）」といいます（上の図を参照）。目頭のやや上にあり、さわると小さなくぼみがコリコリと感じられる場所です。目が疲れると、なんとなくここを押さえてしまう…という人も多いのでは？
治療家で、倉敷芸術科学大学客員教授もされている内田輝和先生によると、睛明は朝晩の計2回、疲れ目を感じたときに両手の人さし指の腹で約10秒間、1秒間に1回の割合で軽く上下にもみほぐすように刺激するのが基本とのこと。

睛明を押せば、目の周辺の血流が促されるせいか気持ちよく感じたり、明るく感じたりする人も多いはず。ただし、体が慣れてしまう可能性があるので通常は1時間に1回程度まで。気持ちがいいからといって押しすぎるのはNGです。

もちろん、「睛明」を押せば誰でもすぐに目の疲れがよくなるわけではありませんが、いつでもどこでもできる方法なので、ぜひ試してみてください。くわしくは下記の記事をご覧ください。

【眼精疲労（疲れ目）】放置すると頭痛や肩こりも招く？目頭のツボ刺激を大学教授が推奨

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

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