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"便秘"と"老け"の関係性。便秘だと老化スピードが早くなる

解説カラダネ編集部

2018/11/23

スローエイジングに目覚めたあなたへ。
今回は約1分で読める「便秘と老け」のお話です。

便秘を軽く見ている人、多いと思います。むしろ、「女性が便秘なのは当たり前！」くらいに考えている人もいるはず。でも、その考えは危険です。理由は以下のとおり。

便秘で腸内に発生した毒素が全身をまわる

便秘は便が出ない苦しみだけではないのです。腸内フローラについて長年研究し、便秘についてもくわしい日本獣医生命科学大学名誉教授の寺田厚先生は、次のように話します。
「私たちの腸内には善玉菌と悪玉菌、日和見菌がいるという話はご存じの人もいるでしょう。便秘になると、私たちの腸内には、健康に悪影響を及ぼす”悪玉菌”が増えます。悪玉菌が増えると便秘になるのか、便秘になるから悪玉菌が増えるのか……これは前者も後者もあり得ます。
そして悪玉菌が増えると毒素とも呼べる有害物質が発生し、それが腸壁から吸収されて血液に乗って全身にまわってしまうのです。
それが体にとって悪影響を及ぼすとされ、肌荒れや吹き出物、ニキビ、顔色の悪さ、カサつきなどが現れます」

寺田先生はさらに続けます。
「腸の状態が悪くなると、自律神経の中の副交感神経の働きが弱まって血管が収縮し、末梢まで血液が流れにくくなります。こうしたことも、肌荒れをはじめ、見た目の老けの重大原因になるのです」
肌の透明感を維持しつつ、見た目の老化スピードを遅くするためには、便秘を確実に解消させることが重要です。便秘の解消法については、下記の関連記事をご覧ください。