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【老けが早い人】アラフォーでも女性ホルモン不足かも。30代後半から分泌量に差が出る

解説 美馬レディースクリニック院長
美馬博史
スローエイジングに目覚めたあなたへ。
今回は約1分で読める「女性ホルモンの分泌量」のお話です。

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女性の一生は、わずかティースプーン1杯分しか分泌されないといわれる「女性ホルモン」の働きに左右されます。女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があり、両方とも卵巣から分泌されます。そして、お互いがバランスを取りながら肌や髪の美しさを保つ、全身の潤いを保つ、動脈硬化を防ぐ、骨を強くするなどといった働きに加え、感情をも支配しています。若く見える人と老けて見える人の差は40歳前後のいわゆるアラフォーから現れますが、老けて見える人の場合、以下のことが危惧されます。

女性ホルモン不足の可能性がある

少しくわしく解説します。
s_女ホル グラフ.jpg女性ホルモンの分泌量は、10代から増えはじめて女性らしい体つきへと変化します。このころは、いわゆる思春期で心も不安定になりがち。その後、20代から30代後半までは安定します。
分泌量は30代後半の卵巣の衰えとともに減りはじめ、肌の乾燥や疲労感に悩まされるなど、老けを感じるようになります。45歳以降は、分泌量がさらに激減し心身に不調が現れる場合がありますが、これが更年期障害です。

問題なのは、女性ホルモンの分泌量が減るスピードには個人差があり、早く減る人もいること。若見え老け見え
の差は、女性ホルモンの分泌量の差である(もしくは2種のバランスが悪くなっている)可能性が大きいわけです。分泌量に差が出るのが30代後半ですので、いわゆるアラフォーから若見えと老け見えの人に分かれます。

女性ホルモン力をキープして、老化スピードを遅くするためには、まずは規則正しい食生活をする、適度な運動をする、十分な睡眠をとるといったことが重要です。

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カラダネは大人の女性に「スローエイジング」を提案します。
スローエイジングは、若見えのテクニックや、無理な若返りを試みることではありません。
カラダの中から整えて、老化のスピードを遅らせることが目的です。

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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