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【お肌の弾力、復活作戦①】肌に"バネ"を作るコラーゲンの増やし方

解説 東京警察病院形成外科医師
澤田彰史
スローエイジングに目覚めたあなたへ。
今回は約1分で読める「肌のコラーゲン増やし」のお話です。

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お肌のハリ感は若々しさの象徴。子供のようなプリプリした弾力肌を少しでも取り戻せたら…それには外側からのスキンケアだけでは足りません。基本は肌内部でバネを作るコラーゲンの復活が欠かせません。
コラーゲンはたんぱく質の一種で、肌内側の真皮の約7割を占めています。
真皮全体がスポンジであることをイメージしてください。スポンジはコラーゲンというバネで支えられています。そして、スポンジに水分が含まれることで、ハリが出てみずみずしくなります。
水分を蓄える役割を担うのが、みなさんも聞いたことがあるであろう「ヒアルロン酸」ですが、ヒアルロン酸をどんなに増やしても、バネ感を担うコラーゲンがなければ無意味です。

そこで注目されているのが、コラーゲンを口から摂取すること。以前は、「コラーゲンは口からとっても体内で分解されてアミノ酸になるため、直接的に肌内部のコラーゲン維持には役立たない」といわれていました。ところが最近、以下の理由から、逆に美肌づくりに役立つ可能性が指摘されています。

コラーゲンの一部がペプチドになり、弾力肌が復活!?

私たちが食べたコラーゲンは、アミノ酸やペプチドに分解されて吸収されます。ペプチドとは、アミノ酸に分解される一歩手前の状態で、コラーゲンをとるとその一部がペプチドの形で吸収されて肌内部の細胞「真皮線維芽細胞」を刺激し、コラーゲンの再合成を促す働きが期待できるのです。つまり、コラーゲンを口から摂取すると、肌のバネが再生されて弾力を取り戻せる可能性があるのです。
コラーゲンのおすすめの補給法は、別の記事で解説します。

テレビ出演情報

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日本テレビ 2019年3月9日(土)19:00より

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スローエイジングは、若見えのテクニックや、無理な若返りを試みることではありません。
カラダの中から整えて、老化のスピードを遅らせることが目的です。

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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