こんにちは。料理家の安藤千英（chie）です。

前回は、朝ごはんにおすすめのメニューとして、グリーン野菜のスムージーをご紹介しました。でも、スムージーだけではどうしてもお腹が空いてしまう…という方も多いはず。しっかりとおなかを満たしながらキレイになりたいですよね。

とはいえ、午前中は体が消化活動に集中する時間。消化のいいものをいただくことで、胃腸の負担を少なくすることが大切です。そこでおすすめなのが、果物たっぷりのグラノーラ。作り方はこちらです。

生ナッツのローグラノーラ

材料 （2人分）
お好みのナッツ 2～3種 合計1カップ
デーツ 20g
お好みのフルーツ 適量
ゴジベリーやカカオニブ（トッピング）

作り方
①ナッツを浸水させておきます（アーモンド8時間、くるみ 6時間、カシューナッツ 2時間）。
※生のナッツ、穀類、種子類には、酵素抑制物質(発芽毒)が含まれているため、必ず水に浸して使用してください。
②❶のナッツとデーツをフードプロセッサーで粗めに刻みます。
③季節のフルーツを適当な大きさに切ります。
④容器に入れてココナッツミルクをかけていただきます。

オーブンで焼くのが一般的なグラノーラ。でも、ナッツは加熱すると酸化しやすくなるのです。ナッツの抗酸化作用をムダにすることは防ぎたいですよね。そこでおすすめが、ナッツを生のまま使用するこちらのローグラノーラなんです。

私の教室の生徒さんで、「とにかく目の前の食べ物すべてに手を伸ばしちゃう！」というくらい食べることが好きな女性がいました。そんな彼女にこちらのレシピを試してもらったところ、ナッツの食べ応えで間食が減って、ダイエットに成功したといううれしい報告をいただきました。さらに、食物繊維も豊富なためか、便秘まで解消したそうです。果物の消化のよさとナッツの食べ応えのいいところ取りができる、おすすめレシピですね。

ちなみに、前日に食べすぎてしまった人、消化を促すためにも朝食は無理をしないことが大切です。お水やハーブティ、vol.2で紹介したスムージーなどで胃腸を休めてはいかがですか？

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

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