カラダネ(わかさ出版)
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キレイが作れるはじめてのローフードごはんvol.7 〜1分で作るドレッシングで毎日アンチエイジングを〜
この連載では、料理家の安藤千英(chie)さんに今注目のローフードレシピを紹介していただきます。
ローフードとは、野菜や果物を生のまま、もしくは48度C以下で調理することによって、
酵素を丸ごと取り入れて体の中からキレイになろうとする食事法のこと。
今回ご紹介するのは、抗酸化作用が期待できるビーツのドレッシングです。
こんにちは。料理家の安藤千英(chie)です。
アンチエイジングに詳しい方には有名な話ですが、老化の重大原因は、体内で過剰に発生した活性酸素によって細胞が酸化する(サビる)ことだといわれています。
今回は、体内の不要な活性酸素を除去して、老化予防に役立つレシピを紹介します。
みなさんは、「ファイトケミカル」という言葉を聞いたことはありますか?
ファイトケミカルとは、植物が紫外線や虫などの有害なものから身を守るために作り出した成分のことで、主に活性酸素から身を守る働きがあるとされます。
赤ワインやブドウなどに含まれる「ポリフェノール」、トマトの「リコピン」、緑の野菜の「クロロフィル」などもファイトケミカル。カラフルな野菜、色の濃い野菜には強力な抗酸化成分が含まれていることになりますね。
今回のレシピは、ファイトケミカルたっぷりのドレッシング。サラダにかけて食べるだけで、毎日おいしくアンチエイジングできてしまう優れものです。作り方もとっても簡単。早速、ご紹介しますね。
ファイトケミカルたっぷりビーツのドレッシング
材料(約4人分)
ビーツ70g
赤玉ねぎ 70g
オリーブオイル 大さじ2
レモン汁 大さじ2
塩麹 大さじ2
作り方
全ての材料をミキサーに入れ、なめらかになるまで撹拌する
ビーツに含まれるオリゴ糖は、いわずもがな腸活の味方。カリウムも豊富なため、余分な塩分を排出して、高血圧を改善する働きも期待できます。
さらに、鉄分や葉酸、ベタイン(アミノ酸の一種で肌や髪の毛の保湿や肝機能の向上を担う)、ビタミンA・C・Eなど、女性にとって魅力的な成分満載の野菜なんです。
私の料理教室で、産後なかなか体重が減らないとお悩みのママさんに生のビーツのサラダやスープをご試食していただいたことがあります。すると後日、帰ってからのデトックス作用がとにかくすごかった!とのご報告が。なかなか減らなかった”あと2キロ”がすんなり落ち、お腹まわりもスッキリ。ビーツをきっかけに、彼女はローフードの虜になりました。
安藤 千英(chie)
料理家。料理教室『ローフード発酵LAB』主宰。
料理の写真を投稿したインスタグラムで人気を博し、
多数の著書を出版、雑誌掲載などの実績を持つ。
娘の熱傷治療のため、肌の再生を目的としたローフードを研究中。
https://happycheesekitch.theblog.me
インスタグラム:@happycheesekitchen
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スローエイジングは、若見えのテクニックや、無理な若返りを試みることではありません。
カラダの中から整えて、老化のスピードを遅らせることが目的です。
この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。
写真/© Fotolia ©カラダネ
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