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ミニマリストのセルフケア日和(vol.6) 肩こりやダイエットに肩甲骨はがしを
ちまたには、健康や美容に関する情報がとめどなくあふれているけれど…
「そういうのって本当に効くの?」「本当におすすめのセルフケアって結局どれ?」
そんな疑問に、月間120万PVも読まれ、書籍化もされた大人気ブログ「ミニマリスト日和」の著者、おふみさんが体当たりで答えてくれます。ミニマリストとは、所有物を減らすことで豊かな生活を手に入れようとする人のこと。薬だけに頼らずに自分の力で不調を改善しようとするセルフケアとは、きっと相性がぴったりなはず。
今回おふみさんが挑戦したのは、肩こり対策やダイエットに推奨される「肩甲骨はがし」。ブロガーやイラストレーターという仕事の特性上、生活に支障が出るほどの肩こりに悩まされることがあるというおふみさん。結果はどうでしたか???
はがしてみたい、肩甲骨。
月に1回ペースでマッサージに通っています。仕事の特性上、PCとタブレットに向かう時間が長いので肩がこります。
特に左の肩甲骨まわりがひどくて、こりがピークに達すると肩甲骨の痛みで目が覚めます。「あたたたた」といいながら体を右に倒して左腕を左側にぐーっと伸ばして眠るという特殊な体勢をとって痛みを逃していますが、この状態になると生活に支障が出るのでマッサージに行くようにしています。
私はiPadを液晶タブレット化して絵を描いているのですが、右手でペンを持ち、左手で資料などを手に持ってイスのひじ掛けに左ひじを置いています。極端に左ひじに力のかかる座り方をしているのが、肩甲骨周りの痛みの原因だと思います。
ただこればかりは、すぐに作業体勢を変えることができません。
左手で持った時と同じ高さになる台でも置いて、左手を使わずに済むようにすればいいのかもしれません。しかし、ミニマリストの性でしょうか、何かものを買うには世にある様々な商品から比較検討しなければならず、気軽に買うことは難しいので、まずは毎日の体のメンテナンスの方に力を入れたいと考えています。
これまで肩を回したりもんだりはしていましたが、蓄積していく肩のこり。さて、何か対策はないものか。
そこで今回取り組んだのが、「肩甲骨はがし」です。
肩甲骨はがしにチャレンジ
肩甲骨はがし。
数年前にコンビニの書籍コーナーで目にしたことがあり、衝撃的なネーミングが頭にこびりついてずっと気になっていました。
「実際にはがすわけではないだろうけど、なんて魅惑的な名前なんだろう…肩甲骨まわりのこりをごりっとはがすようにほぐせたら心地いいだろうなぁ」と思っていました。
名前だけは知っているけれど、具体的にどういうものかは知らないままでした。
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「肩甲骨はがし」は、体幹部にガチガチに密着した肩甲骨を浮かせて動きをよくすることで、肩こりに関連する筋肉をほぐすことができたり、脂肪燃焼細胞を活性化することができるといわれています。
お家でじっくり【肩甲骨はがし 完全版】肩こり知らずでスリム体型を目指すあなたにより引用
”
肩甲骨はがしにも色々な方法があるようですが、今回は以下の3つの方法を取り入れてみました。
①ヒップアップも期待できるという「弓のポーズ」
②ウエストやせにも効果があるという「両わき伸ばし」
③脂肪燃焼細胞を活性化するという肩回し
「弓のポーズ」に取り組むうちに体が変わっていくのを感じた
肩甲骨を浮かせて動きをよくする肩甲骨はがしの代表的な体操のひとつである「弓のポーズ」に、朝晩2回取り組むようにしました。弓のポーズはこういった体操です。
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弓のポーズは、ヨガをベースにした体操で、やれば肩甲骨が上下左右に大きく動きます。弓のポーズは動きが小さいものの、背中から太ももの裏にかけての筋肉も鍛えられるため、ヒップアップに役立つ可能性が大きく、しかも基礎代謝(寝ているときでも行われるエネルギー消費)もアップし、体重減らし作用が大いに期待できます。
お家でじっくり【肩甲骨はがし 完全版】肩こり知らずでスリム体型を目指すあなたにより引用
”
弓のポーズの注意点は下記の通り。
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弓のポーズの唯一の注意点は、痛みを感じない範囲で行うということです。
例えば、体が硬い人や腰痛・ひざ痛がある人は、両ひざをそろえた状態で、右手で右足の甲、左手で左足の甲をつかむのが困難だと思います。
そうした場合は、両足を少し開いて、足の甲をつかむようにしてください。両足を開くことで腰やひざへの負担が軽減され、体が硬い人や腰痛・ひざ痛がある人でも、弓のポーズが痛みなく行えるはずです。
お家でじっくり【肩甲骨はがし 完全版】肩こり知らずでスリム体型を目指すあなたにより引用
”
そのお言葉に甘えて、両足を少し開いて足の甲をつかむようにして取り組んでいました。
しかし、3週間ほど経った時にふと「両ひざをそろえられるのではないだろうか」と思い、試しに両ひざをそろえてポーズをとってみました。すると…ひざをすっとそろえることができたのです。3週間前にはできなかったのに!人体の順応性に驚きました。
肩甲骨やお尻や背中まわりを毎日ほぐしているうちに体が柔らかくなったのでしょうか?それらの箇所の筋肉が鍛えられてポーズをとれるようになったのでしょうか?
素人なのでことの詳細はわかりませんが、このポーズに取り組むことで体に何かしらいい影響があることは実感しました。たった3週間で自分の体が変わっていくというのは、少しうれしくなってしまう事実なのではないでしょうか。
「両わき伸ばし」で予想外のウエスト痩せ
PCに向かってキーボードを打ち込む、文字を書く、絵を描く、スマホを触る、料理する…日常生活で腕を前に伸ばすことはあっても、ほとんど後ろに伸ばすことってないですよね。「両わき伸ばし」は、あえて腕を後ろに伸ばして、肩甲骨を大きく動かすことを目的としています。
お家でじっくり【肩甲骨はがし 完全版】肩こり知らずでスリム体型を目指すあなたにより引用
取り組み始めて3週間ほどがたった時に、ふと全身鏡で自分の姿を確認したときに気がつきました。
「あれ、前よりウエストがすっきりしているような…?」
私は、肩まわりのこりが解消されればそれでいいと思っていたので、ダイエットに効くという部分を読み飛ばして、1カ月間も肩甲骨はがしに取り組んでいたのです。
この体操、ウエストやせの効果も期待できるものだったのですね。後からちゃんと読んで納得しました。
「肩回し」のくせになる心地よさ
続いては「肩回し」です。
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肩甲骨を大きく動かす肩回しをやれば、抗重力筋のうち肩甲骨とつながる脊柱起立筋や僧帽筋、小胸筋の弛緩・収縮がくり返されると考えられます。その結果、上半身の抗重力筋が強まって、ネコ背が改善される可能性があります。
【肩甲骨はがしのやり方簡易版】肩こりの解消やダイエットしたい人におすすめ(大学教授推奨)より引用
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【肩甲骨はがしのやり方簡易版】肩こりの解消やダイエットしたい人におすすめ(大学教授推奨)より引用
朝起きた時と寝る前、それからお風呂でも取り組むようにしています。この肩回し、肩まわりのこりに悩む人にとって、クセになる心地よさがあると思います。
肩甲骨同士をくっつける気持ちでぐっと引き寄せた時、肩甲骨周りの肉がピクッと動くのがおもしろいです。その周りの筋がゴリっと音を立てるのも、終えた後に肩甲骨まわりが少しほぐれて楽になるのも、何もかも心地よいのでクセになってしまうのです。
肩甲骨周りの痛みの質が変わった
約1カ月間、これら3つの体操に取り組んでみた結果として、取り組む前よりも肩甲骨周りの痛みの蓄積具合がゆるやかになったように感じています。
以前は寝ていると朝方に左の肩甲骨の下のあたりをアイスピックのような鋭いものできゅっと刺されているような痛みを感じて目が覚めていましたが、今は肩甲骨周り全体がぼやっと痛いという感じに落ち着きました。
それでも痛みは気になるので、定期的にマッサージに行くという習慣を手放すにはまだ遠いのですが、それでも痛みの質が変わったのを感じています。
また弓のポーズの章でも書いた通り、これら3つの方法に取り組むことで、体が変わっていくのを感じました。
ほんの1カ月何かに取り組むことで、できなかったポーズができるようになったり、ウエストが引き締まったり、体の可動域が変わったり。人体の「打てば響く」ところがおもしろいなとしみじみ思いました。みなさんもぜひ取り組んでみてくださいね。
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記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。 写真/© カラダネ © Fotolia
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