ミニマリストのセルフケア日和(vol.7) 顔トレで美人バランスに近づきたい|カラダネ

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ミニマリストのセルフケア日和(vol.7) 顔トレで美人バランスに近づきたい

解説 おふみ

ちまたには、健康や美容に関する情報がとめどなくあふれているけれど…
そういうのって本当に効くの?」「本当におすすめのセルフケアって結局どれ?

そんな疑問に、月間120万PVも読まれ、書籍化もされた大人気ブログ「ミニマリスト日和」の著者、おふみさんが体当たりで答えてくれます。ミニマリストとは、所有物を減らすことで豊かな生活を手に入れようとする人のこと。薬だけに頼らずに自分の力で不調を改善しようとするセルフケアとは、きっと相性がぴったりなはず。

今回おふみさんが挑戦したのは、美人バランスに近づく「魅せ顔トレーニング」。自分の顔にコンプレックスを持っていた女性歯科医師の先生が10年以上の歳月をかけて考案したトレーニングです。おふみさんのお顔に変化はあったのでしょうか?

美人の条件は顔の下半分が短いことらしい

魅せ顔トレーニングというものをご存知でしょうか。歯科医師であり、デンタル美顔プロデューサーの是枝伸子さんが提唱している美人バランスに近づくためのトレーニングです。

美人の黄金比率はよく聞きますが、先生は数千人の顔の骨格と顔筋を分析した結果、「日本人には黄金比率とは異なる日本人特有の美の基準がある」という答えにたどり着いたそうです。その基準は、顔の下半分の比率です。

詳しくは以下の記事を読んでいただければと思いますが、簡単に言うと顔の下半分がコンパクトだと美人に見えるそうです。

リンク:「日本人特有の美の基準」であなたの美人度をチェック!美人は顔の下半分で決まる?

私は、美しさにはさまざまな種類があるものだと考えています。しかし、先生の記事に掲載されているこのイラストを見て「あ、なるほど。確かに一定の基準はある」と思いました。

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先生の記事から引用したこちらの画像を見ていただくとよくわかりますが、年をとって顎まわりがたるんでくると、目や鼻といったパーツにほぼ変化がなくても一気に老けた印象になります。これが顔の下半分が美しさにつながるとされる理由なのですね。

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(出展:北海道情報大学情報 メディア学部教授 向田茂)

年を重ねていることが若さよりも価値が低いとされるような価値観には異を唱えたいのですが、それでもあごの筋肉を鍛えることで小顔を保てるのであればそうしたいです。

余談はありますが、ここで少し「老いの美しさ」についても語らせてください。

刻まれたシワが美しいだとか、その人の歩んできた歴史や人間性が垣間見えた時に美しさに胸打たれるだとか、そういう美って間違いなくあると思います。

かつて舘ひろしさんがスーツに蝶ネクタイという出で立ちで汗を滴らせながら一心不乱にドラムを叩くというビールのCMがありました。その姿を初めて目にした時、息が止まりました。なんて美しいんだろうと思い、テレビ画面に引き寄せられました。刻まれたシワがかっこよくて、ビシッと決めたスーツが綺麗で、何回も再生していつまでも見ていたいくらい綺麗でした。

このかっこよさの中に老いという要素は間違いなく内包されていると思います。老いの美しさについて思う時、彼のことを思い出します。



さて、30代は10代よりも年老いているから筋肉が衰えてもしょうがないといって、なにも手を尽くさず放置するのではなく、筋トレしたり運動したりナイトブラをつけたり、自分の思う美を保つために努力したいと思うもの。

例えば、目が疲れているときに何もせずに放置するのではなく、ホットアイマスクで目を労ったり、眼筋トレーニングをして視力低下を防いだりするなど、目の疲れをとるための努力をすることと同じくらい大切なことだと思います。

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今回は、フェイスラインが引き上がる「モダイオラス&咬筋マッサージ」と、ほおの筋肉の位置が高くなる「チークアップエクササイズ」、唇の筋肉を鍛えて顔の下半分がのっぺりするのを防ぐ「チュートレ」、あごのたるみを改善する「舌出しエクササイズ」の4つに取り組みました。


ここで、そもそもの前提として私の顔について書いておきます。

先日の連載記事でもちらりと書きましたが、2年前に胃腸炎を患って以降、食が細くなっており、身長に対して適正体重も美容体重も下回っています。ほおに関してはややコケ気味で、むしろ肉をつけた方がいいという状態です。

人と話す機会も多く、顔の筋肉も使っている方かなと思います。人前に立つ仕事を長く続けていたからか、普段から割と口角も上がっている方らしいです(周囲の知人友人談)。

あまり変化が出やすい条件ではないのですが、試してみて感じたことをまとめてみますね。

ところで先日、大学時代の友人数人で集まって旅行に行きました。

旅館でゴロゴロしている最中、今私が取り組んでいる魅せ顔トレーニングを披露して、みんなで取り組みました。どのトレーニングも、舌を突き出したり、「あーあーあーいーいーいー」とくり返し声を出したり、みんなですると笑いがこみ上げてくる動作が多いです。箸が転がっても面白がって笑えていた学生時代にタイムスリップしたような気分でした。

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フェイスラインが引き上がる「モダイオラス&咬筋マッサージ」

まず取り組むのは、フェイスラインが引き上がるという「モダイオラス&咬筋マッサージ」。

リンク:これであなたも美人顔!魅せ顔トレーニングのやり方 (マッサージ編)

このマッサージ、とても気持ち良いです。

生まれてこのかた一度もほぐしてあげたことのなかった部位をほぐしているという感覚が大きいです。
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ほおの筋肉の位置が高くなる「チークアップエクササイズ」

次は、「チークアップエクササイズ」。

リンク:これであなたも美人顔!魅せ顔トレーニングのやり方 (トレーニング編)

ほおをまんべんなくを持ち上げる動作によって、ほおの周辺の筋肉を鍛えて、顔の重心を上げて見せる効果が期待できるそうです。

「あーあーあー」と繰り返し声出しをすることに加え、取り組んでいる時の顔がすごい有様になるので、普段はお風呂の湯船に浸かっている時に一人で取り組むようにしています。その分、友人と一緒にしてみたら笑いがこみ上げて楽しかったです。

鼻の下が伸びていくのを防ぐ。唇の筋肉を鍛える「チュートレ」

そして、「チュートレ」。

リンク:これであなたも美人顔!魅せ顔トレーニングのやり方 (トレーニング編)

口周りにおいて若々しく見えるポイントは、鼻の下の溝や上唇の反り返りの山がはっきりしていることだそうです。唇の筋肉を使わずにいると、だんだん鼻の下が伸びて唇が薄くなってしまうのだとか。チュートレは、唇の筋肉を鍛えて、メリハリのある口周りをつくるトレーニングだそう。

なるほど。確かに、自分の顔について考えた時、鼻の下は伸びているより短くあってほしいなと思います。

ポイントは、「ピ」の時に口をすぼめて前に出し、「ヨ」で口角を横に引くということ。普通に声に出すと口の動きを逆にしてしまいそうですよね。自然な動きの逆ということを忘れないようにしましょう。

あごのたるみを改善する「舌出しエクササイズ」

最後に、「舌出しエクササイズ」です。

リンク:これであなたも美人顔!魅せ顔トレーニングのやり方 (トレーニング編)

友人数人で取り組んでみて、みんな「これが一番全身に効く感じがする」と言っていました。個人的感想ですが、胸筋、首の筋、頬、舌、腕などに効いている感覚があります。仕事の山場で時間がとれないときでも、休けい時にこのトレーニングだけでも取り組めたらいいなと思いました。

鼻の下の伸び具合が縮まった

さて、トレーニングを毎日続けるには、順番を暗記して、何も見ずに取り組めるようになる必要がありますよね。毎回動画を確認しながらとなると、ついつい億劫になって気楽に取り組めません。今回は特に取り組むトレーニングの種類が多かったので、「音」を記憶のトリガーにしました。

指で挟むモダイオラスマッサージと咬筋マッサージから「あ」「い」「う」エクササイズ、「ピヨピヨ」の後に「舌出し」の流れで取り組むので、「モダイ、あいう、ピヨピヨ、舌出し」と覚えていました。これでお風呂で何も見ない状態でも取り組めるようになりました。

比較のために、毎日正面から顔写真を撮っていました。顔は出せないのでお見せできませんが、画像を時系列で見ながらの感想をまとめます。

先述の通り、如実な変化は現れにくい条件だったのですが、それでも少し鼻の下の伸び具合が縮まったような気がします。すると、確かに顔がコンパクトになってスッキリとした印象に。また、マッサージをする前と後では、後の方が口角が上がっているようでした。

普段きちんと使えていなくて、こり固まった筋肉を動かしたりほぐしたりするのは心地よいもの。その気持ち良さを感じるためにもこれからも続けたいと思いました。

おわり。

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記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/© カラダネ © Fotolia

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