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目の下のたるみ、眉間や目尻のシワ対策に「パンダマッサージ」(老け顔グセ直し⑥)
一方、クセがある人の顔には、必要以上に酷使されることで疲れがたまってこわばり、シワやたるみの原因になってしまう「老け顔筋」と、正しく使われずに休ませてしまっている「若顔筋」があるといいます。詳しくは第1回の記事をご覧ください。
第6回の今回は、目の下のシワ・たるみの原因になる老け顔グセの直し方について、土門治療院院長の土門奏先生にお話を聞きました。
目をギュッとつむると目の下がたるむ
こんにちは。土門奏です。
今回は、目の下のたるみや、眉間や目尻のシワの原因になる「目をギュッとつむる老け顔グセ」の直し方を紹介します。
まぶたを閉じるときに必要以上に強く閉じてしまう人は、みけんや目頭の筋肉ばかりを使いがち。目の下の皮膚は顔の中で最も薄く、その部分の筋肉を正しく使うことができないとすぐにシワやたるみの原因になってしまいます。
自分にこのクセがあるかどうかは、第2回の記事よりご確認ください。
老け顔クセがあった人は、さっそく対策を行いましょう。
Step1 日常チェック
まずは、普段の生活の中で気をつけるだけで、シワやたるみを改善することができるポイントをお伝えします。
目の下にシワを作らないように目尻と目頭に指を当てて黄金比率に合わせ、目を優しく閉じます。目頭がよらず、目尻が上がる形になっているか確認しましょう。
Step2 黄金比率にセット
トレーニングに入る前に、黄金比率に顔をセットします。
両ほおに指をそろえて置き、目尻を黄金比率の位置に合わせるように少し持ち上げて押さえます。
Step3 老け顔筋マッサージ
次に、老け顔筋をほぐしてこわばりを取るマッサージを行いましょう。
①Step2の状態のまま、軽くほお骨を指圧するように指を押し当てながら4回小さくうなずきます。
②こめかみや眉毛の上など目の周りを徐々に移動しながら、同じように筋肉をほぐしていきます。
Step4 若顔筋トレーニング
①右手の指を左の眉毛の上に、左手の人差し指を左の目尻に、他の指をほおの下に置き、目尻の位置を黄金比率に合わせて軽く目を閉じます。
②左手で優しく下まぶたを持ち上げ、眉毛や目頭が寄らないように注意しながら、目を強め(8割程度の力)に閉じます。そのまま3秒間キープし、5回繰り返します。
③指を動かさずに下まぶたの力だけで動かしてみて、左右対称に動かすことができているか確認してください。3秒間キープを5回繰り返します。
目を閉じるときやまぶしいとき、まばたきをするときなどに、無意識のうちに目をギュッとつむってしまっている人は少なくないはず。そのさいに酷使されている眉間や目頭の筋肉のこわばりをほぐすことで、目の下のたるみだけでなく、年齢が現れがちな眉間や目尻のシワも予防することができますよ。
老け顔グセ直し、いかがでしたか。クセを意識するだけでも、顔のシワやたるみは確実に改善していきます。ぜひ今日から自分の老け顔グセを見極めて、年齢を重ねてもシワやたるみが少ない魅力的な顔を手に入れましょう。みなさんが賢く若返るためのお手伝いができればうれしいです。
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