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【五月病対策】下痢・胃痛・食欲不振にはキノコのスープを 〜イノコ ハナエのきれいになる漢方 vol.20〜
「未病(発病はしていないけれど病気の芽がある状態)」をあらかじめ見つけて予防するという考え方は、
老化を防ぎたい、遅らせたい方にとってぜひ知っておくべき知識です。
この連載では、中医学を用いて自分でできるとっておきの老化予防法をわかりやすく解説します。
第20回めの今回は、「五月病対策」について。
こんにちは。
元号が変わり、大型連休が終わりましたね。
今年はかつてない10日間の連休で、お仕事や学校への復帰が辛かった…という方も多かったと思います。
この時期に起こりやすいのが、いわゆる五月病。4月の環境の変化などのストレスで、連休が明けたころに、気分がすぐれない、体調が不安定などの症状が見られることをいいます。
大げさでなくとも、なんとなくだるい、なんとなく万全じゃないという方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、そんな五月病気味の方へ。
以前のPMSや春の不調での記事でもふれましたが、五月病のようなストレスが原因と考えられる不調は、五臓のうちの「肝(かん)」の働きの低下による「気の滞り」と考えられます。
気の滞りが起きると、気分のムラや睡眠の質の低下、頭痛や肩・首の張りなどにつながります。
以前にも書いたように、香りのよい食材や酸味の食材を中心にバランスのよいお食事を。軽い運動も気が巡りますのでおすすめです。
漢方薬では、柴胡(さいこ)を含む生薬が入っているものがいいですね。
気分のムラだけでなく、食欲不振や下痢・胃の症状が伴う方は、肝の働きが低下することによる「脾(ひ)」の不調が原因と考えられます。脾は胃腸を意味します。
中医学では、肝 心脾肺腎はひとつとばしで抑制すると考えられており、これを相剋(そうこく)といいます。
肝は、 脾(=胃腸)と相剋の関係にあるため、肝の働きが乱れると脾への抑制が強まります。
これを肝脾不和(かんぴふわ)の状態といいます。
ストレスがあるとお腹や胃が痛くなるのは、この肝脾不和の状態と考えられるのです。
胃腸の症状がなくても重だるい感じがある方は、胃腸の機能の低下のサインです。
この場合は、整腸剤や胃薬でケアでのケアもひとつですが、原因となる肝のケアもあわせることが大切です。
脾と肝を同時に労ってあげるようにしましょう。
脾(=胃腸)のケアには、なんといってもキノコ類がおすすめ。
スーパーで安いキノコを買ってきて、スープにしてお召し上がりください。
漢方薬でも、茯苓(ぶくりょう)というきのこの生薬は、胃腸を整える働きがあります。
また、普段の生活では、食事中に水分をとりすぎないことも大切です。
食事中の水分は、よく噛まずに流し込む原因となったり、最良の消化液である唾液を薄めたりしてしまいます。
一度水分をとらずによく噛めているかチェックしてみてくだいね。
脾の機能が低下すると、水の滞りの原因となるため、きちんとケアをするようにしましょう。
水の滞りは、これからの湿気が多い時期には特に体調不良につながりやすくなりますよ。
肝と 脾の関係を正して、憂鬱な季節も元気に過ごしましょう。
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