カラダネ(わかさ出版)
医師や専門家とあなたをつなぐ、
健康・食・くらしのセルフケアが見つかる情報サイト
ミニマリストのセルフケア日和(vol.8) 夜のひとさじはちみつで快眠&二日酔い対策を
ちまたには、健康や美容に関する情報がとめどなくあふれているけれど…
「そういうのって本当に効くの?」「本当におすすめのセルフケアって結局どれ?」
そんな疑問に、月間120万PVも読まれ、書籍化もされた大人気ブログ「ミニマリスト日和」の著者、おふみさんが体当たりで答えてくれます。ミニマリストとは、所有物を減らすことで豊かな生活を手に入れようとする人のこと。薬だけに頼らずに自分の力で不調を改善しようとするセルフケアとは、きっと相性がぴったりなはず。
今回おふみさんが挑戦したのは、不眠や慢性疲労、肌荒れ、肥満など、さまざまな症状の改善が期待できる「夜のひとさじはちみつ」。晩酌が大好きだというおふみさん。でも、最近はお酒を飲んだあとの寝付きの悪さや二日酔いが気になってきたようで…。はたして、夜はちみつで再びお酒を楽しめるようになるのでしょうか。
お酒を飲んでもぐっすり眠りたい
みなさん、はちみつはお好きですか?私はここ数年、欠かさずストックしています。毎日食べる訳ではないけれど、週に数回食べるヨーグルトのお供にしてきました。
身体に良さそうではあるけれど、どういった効果があるのかは調べることもなく、ただはちみつの味が好きという理由だけで食べていましたが、実はさまざまな健康作用が期待できるそうです。
私は今回「夜のひとさじはちみつ」に取り組みました。夜寝る前にはちみつをひとさじ舐めるだけで、入眠作用、肝機能改善、整腸作用、美肌効果、疲労回復、ダイエット効果、貧血やめまいの軽減などが期待できるのだとか。これらの中で私が強く惹かれたのは、入眠作用と肝機能改善です。
参考:【はちみつ健康法❷】はちみつひとさじの健康作用|慢性疲労・不眠・肌荒れまで改善
まずは、入眠作用についてお話します。夕飯のお供にお酒を飲むのが私の楽しみなのですが、最近はワインを2杯以上飲むと目が冴えて寝付けなくなってしまいました(ビール1缶くらいだと寝付きもいいのですが、お酒の種類によって入眠のしやすさが変わりますね)。
布団に入っても睡魔が訪れず、小説を読んだり、寄せては返す波の様子を延々収めた動画を見たり、パンダが笹を食べてごろごろする動画を何十分も眺めたりしても眠れないこともありました。はっと気づけば空が白んでいることもしばしば。飲んだあとにスッと眠れないと翌日に響くので、このままでは休みの前の日しか飲めないことになってしまいます。基本的に夕飯にはお酒を合わせたい私にとっては死活問題です。
はちみつに入眠作用が期待できる理由は、アミノ酸に含まれているトリプトファンにあります。摂取したトリプトファンは体内でセロトニンに変わり、それが材料となって睡眠物質のメラトニンが作られるそうです。ヨーロッパでは、寝付きの悪い時にははちみつをひとさじなめるのが昔からの習慣になっているのだとか。
次に、肝機能改善について。私は昔から、お酒を何種類か混ぜた方が悪酔いしない性質だと自認していて、飲み会などではビール→ワイン→焼酎ソーダ割り→ワインというような飲み方をするように心がけています。しかし、たまに食事の内容によっては1種類を延々飲みたい場面もあるんですよね。東南アジア系のエスニック料理店に行って延々ビールを頼んだり、イタリアンでボトルを開けて1種類のワインを飲んだり。不思議なことに、このように1種類のお酒ばかり飲むと大抵悪酔いして、翌日は二日酔いに悩まされます。
嬉しいことにはちみつには肝機能を改善して二日酔いを抑制する効果もあるそうです。飲酒後や二日酔いになった時にひとさじなめるだけで、果糖(フルクトース)がアセトアルデヒド(アルコール摂取時に発生する二日酔いの原因になる物質)を分解して、頭痛や吐き気を抑えてくれるそうです。
これらの作用を知り、お酒を楽しみたい!でも翌日には響かせたくない!という一心で、夜のひとさじはちみつを暮らしに取り入れることにしてみました。
はちみつをこんな風に取り入れました
私は主に3つの方法ではちみつを摂取しました。
1.入眠前に時間と心のゆとりがあればホットミルクwithはちみつ
牛乳をマグカップに注いでレンジで数十秒温めて、そこにスプーン1杯のはちみつを垂らします。体が温まり、眠りに誘ってくれる気がします。
それもそのはず、牛乳自体もトリプトファンを含んでいるうえに、カルシウムは副交感神経に働きかけてイライラを鎮め、睡眠の質を高める作用が期待できるのだそうです。
私は通っている歯科医からの指導で食べ物を口にしてから30分は歯を磨かないようにと言われているので、入眠の1時間以上前に飲むようにしています。大抵はお風呂に入る前に飲んで、お風呂の最後に歯磨きをして、着替えたり髪の毛を乾かしたりし終えたら眠るという流れです。
2.小腹が空いたらヨーグルwithはちみつ
夕飯後から就寝までの間に小腹が空いたなと思ったら、はちみつヨーグルトを食べています。小さな器に無糖ヨーグルトを盛り、スプーン1杯のはちみつを加えて軽く混ぜて食べます。
はちみつには整腸作用がありますが、広く知られているようにヨーグルトにもその作用があります。
3.ズボラに優しい「そのまま食べ」
牛乳をレンジでチンするのもヨーグルトを用意するのも面倒な時には、スプーンにはちみつを垂らしてそのまま食べています。何も準備せずにすぐに食べることができてズボラに優しい方法です。はちみつだけでもおいしいので至福の時間です。
入眠がスムーズに。二日酔いもスッキリ改善
この数週間の飲酒記録と就寝時間・夜中に目覚めた時間・起床時間をメモしていました。
ワイン2杯とビール1杯を飲んだ日は寝付きはあまりよくなかったものの、明け方4時まで目が冴えているというようなことはなく、1時台には眠りにつけました。明け方に目が覚めてしまいましたが、二度寝できました。普段、はちみつなしでワインを飲む時よりもスムーズな入眠ができたように思います。
そして何より嬉しかったのが、一度も二日酔いにならなかったことです。記録をつけていた期間の前半は実家に帰っていたのですが、両親共に100%晩酌する家庭なので、必然的にほぼ毎晩飲みました。そして友人とも立て続けに会っており、割と早い時間からお酒を飲む機会が多かったです。普段より飲む量も多かったですが、二日酔いになることなくスッキリ目覚められました。
二日酔いに効果があったのが何より嬉しい。これからも寝る前はちみつ摂取は続けたいですね。
おわり。
ダイエット / おなかヤセ / 美脚 / 髪 / 肩こり / 目の悩み
ハンドケア / 便秘 / 頻尿 / 若返りホルモン / 女性ホルモン
生理の悩み / 更年期障害 / 冷え / 疲れ / 睡眠
ミニマリストのセルフケア日和 / きれいになる漢方
はじめてのローフード / 美人顔トレ / 美肌菌 / 月経血コントロールヨガ
記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。 写真/© カラダネ
出典:人生を変える 夜はちみつダイエット (わかさカラダネBooks)
全国書店にて販売中!
この記事が気に入ったらいいね!しよう