カラダネ(わかさ出版)
医師や専門家とあなたをつなぐ、
健康・食・くらしのセルフケアが見つかる情報サイト
ぬか床と暮らそう|ぬか床のお手入れ
解説
医師・料理研究家 河埜玲子
本記事では、ぬか床のお手入れを解説します。
より、ぬか床がおいしくなるにはやっぱりお手入れが大切。
↓「ぬか床って何?」と、いう人はこちらをチェック↓
https://www.karadane.jp/articles/news/43271/
↓「ぬか床の栄養」に関してはこちらをチェック↓
https://www.karadane.jp/articles/news/43276/
解説:医師・料理研究家 河埜玲子
毎日のお手入れ
1、ぬか床は1日1〜2回かき混ぜる!
毎日必ず自分の手で混ぜるのが基本です。
ぬかはにおいが移りやすいので、ビニールの手袋などは使わず、必ず自分の手で混ぜます。
また、人によって皮膚についている菌がそれぞれ異なるので、他人に混ぜてもらうのはおすすめしません。
2、空気を抜く
野菜などをぬか床に入れる際は、ぬかの中に完全に沈めます。そして、手で押さえてぬか床の表面を平らにします。
ぬか床の空気を抜くことで乳酸菌が活発に働き、発酵が進みます。
3、清潔に保つ
ぬか床は常に清潔な状態にしてください。ぬかをかき混ぜる際は、ぬかが飛び散らないようゆっくりとていねいに混ぜましょう。
容器の縁についたぬかは、ふきんなどでやさしく拭き取ります。
ポイント
微生物に影響を与えるのは、
「温度」
「水分量」
「清潔さ」
おいしいぬか床にするには、温度、水分量、そして清潔さを保たなければなりません。
温度は、できる限り20~25度Cをキープするようにし、ぬか床が水っぽくなったらこまめにキッチンペーパーや水抜き器で余分な水分を取り除きます。
また、毎日混ぜるたびに、容器の縁についたぬかはきれいなふきんで拭き取りましょう。
次の記事では野菜の漬け方を紹介しましょう。
写真:©️カラダネ/©︎AdobeStock
この記事が気に入ったらいいね!しよう