カラダネ(わかさ出版)
医師や専門家とあなたをつなぐ、
健康・食・くらしのセルフケアが見つかる情報サイト
「水をたくさん飲むとキレイになる」は間違いです。逆に老けが進む!?
解説
イシハラクリニック副院長 石原新菜
スローエイジングに目覚めたあなたへ。
今回は約1分で読める「キレイになる水の飲み方」のお話です。
キレイなモデルの方、美魔女の方がこんなふうに話すのを見たことがありませんか?
「私のキレイの秘密は水分補給。のどが乾いてなくても1日2リットル以上は水を飲むの」
……老化を防ぎたい!キレイになりたい!って思って上記の考えを信じている方、たくさんいるはずです。「体の約3分の2は水分で占められ、水を飲むと新陳代謝がよくなる」なんて話も聞かれます。でもこうした話は医学的にいえば根拠がなく、飲みすぎは逆に危険だとすら思います。水の正しい飲み方は、以下のとおり。
一般的な大人が1日に必要な水分量は2.5リットル程度(活動量で変わります)。食事からも水分はとれるので、水を直接飲む量は1リットル強くらい。飲みたいときに飲めば、通常はその量に近づくはずです。
問題なのは、水をたくさん飲むと体を冷やして老化を早め、慢性疲労やアレルギー病、むくみ、早すぎる更年期障害、ニキビなどの肌トラブルといった「水毒(すいどく)」を招くこと。これは私がクリニックでの治療で取り入れてきた漢方医学の世界では常識です。
モデルの人がたくさん飲んでもキレイなのは、彼女たちはその分、運動なども行って体を動かしているのです。
一般の人は、水を飲みすぎないのはもちろんのこと、飲み方を変えることで(これを私は「水出し」と呼んでいます)不調が改善し、見た目の老けた人でも急に若々しく変わる場合がよくあるのです。水出しについては、別の記事で解説します。
ダイエット / おなかヤセ / 美脚 / 髪 / 肩こり / 目の悩み
ハンドケア / 便秘 / 頻尿 / 若返りホルモン / 女性ホルモン
生理の悩み / 更年期障害 / 冷え / 疲れ / 睡眠
ミニマリストのセルフケア日和 / きれいになる漢方
カラダネは大人の女性に「スローエイジング」を提案します。
スローエイジングは、若見えのテクニックや、無理な若返りを試みることではありません。
カラダの中から整えて、老化のスピードを遅らせることが目的です。
スローエイジングは、若見えのテクニックや、無理な若返りを試みることではありません。
カラダの中から整えて、老化のスピードを遅らせることが目的です。
この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。
写真/© Fotolia ©カラダネ
この記事が気に入ったらいいね!しよう